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糖尿病について

糖尿病とは、インスリンの分泌が不足している、インスリンが正常に働かないなどのため血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が異常に高くなる疾患です。日本人で圧倒的に多いのは、生活習慣病の一つとされている2型糖尿病です。この2型糖尿病の発症には、遺伝的素因によるインスリン分泌能の低下に、環境的素因としての生活習慣の悪化に伴うインスリン抵抗性が加わり、インスリンの相対的不足に陥った場合に発症するといわれています。糖尿病を予防するため、または進行を遅らせるため、生活習慣を見直すことが大切です。

症状

糖尿病は初期症状に乏しく、ほとんどの方では目立った症状が現れることなく進行します。高血糖が著明になると、口渇(喉が渇く)、多飲(喉が渇くために水分を多く摂る)、多尿(尿の量が増える)、体重減少といった典型的な自覚症状が出現する可能性があります。

診断

①早朝空腹時血糖値:早朝に(8時間以上の絶食後)採血したときの血糖値が126mg/dL以上

②随時血糖値:食事の時間と関係なく採血したときの血糖値が200mg/dL以上

③ヘモグロビンA1c(HbA1c):過去1~2ヵ月間の血糖の状態を示す値が6.5%以上

健診などで、①+③が認められる場合には糖尿病と診断されます。
①~③のいずれか1つを認める場合、糖尿病の疑いがあります。

治療

糖尿病の治療には「食事療法」「運動療法」「薬物療法」の3本柱があります。
食事7割、運動2割、薬1割といわれ、決して薬のみで糖尿病が改善するわけではありません!!

 

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